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一般のみなさま
投稿写真

山本 伸 会員(東京女子医科大学病院 消化器病センター)撮影
2016年4月 江戸 大櫻

更新日:2019年5月27日

(6) 治療方針の決定

食道がんの治療は、

1)内視鏡的切除

2)手術

3)抗がん剤治療

4)放射線治療

に大別されます。進行度に基づいてどの治療が良いか決定されます。日本食道学会より診療ガイドラインが出版されており、そのアルゴリズムに基づく治療法が推薦されています。もちろん、画一的な治療が強制されることはなく、患者さんそれぞれの耐術能(手術可能かどうか)や希望などを加味して決定されます。

<食道がんの治療方針>食道がんの治療方針

食道癌診療ガイドライン2017年版より抜粋(日本食道学会編 金原出版株式会社 2017年)

上図のフローチャートのごとく、治療方針がStage(進行度)別に推奨されています。しかしながら、がんの範囲が広くて内視鏡治療が困難な場合では、手術や抗がん剤治療、放射線治療が勧められることもありますし、StageIVでも症状緩和目的に手術が行われることもあり、絶対的なものではありません。ご自身の病状に合わせて、自分にとって良い治療は何かを専門医とよく相談することが重要です。