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一般のみなさま
投稿写真

万代 恭嗣 会員(JCHO東京山手メディカルセンター)撮影
2015年10月 磐梯吾妻スカイラインから磐梯山を望む

更新日:2019年6月25日

はじめに

鼠径部ヘルニアは、下腹部の足の付け根あたりがポッコリ膨らむ病気です。一般的に“脱腸”とも呼ばれていますが、“脱腸”は正式な医学用語ではありません。立っていると膨隆し、寝ると膨隆がなくなってしまう病気です。日常の生活では、ある程度の違和感はあっても、それほど強い痛みは多くの場合ありません。医学的には、この足の付け根あたりを鼠径部(そけいぶ)と呼びます。鼠径部(下腹部)の小さな膨隆から始まり、放置すると少しずつ大きくなりながら下降し、最終的には男性の場合は陰嚢(いんのう)まで膨らむことがあります(図1)。

ここでは、一般の方々に鼠径部ヘルニアについてのご説明と診断や治療についての情報をお伝えします。

図1.鼠径部ヘルニアは最初は小さくても、時間と共に少しずつ大きくなり、下腹部の違和感や疼痛が起こるようになります。

鼠径部ヘルニア
目次

1.鼠径部(そけいぶ)ヘルニアの一般知識

2.鼠径部(そけいぶ)ヘルニアの症状と種類

3.成人の鼠径部(そけいぶ)ヘルニアの治療法

4.手術治療法